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自動車の保有台数の推移について

自動車の保有台数は、実は年々増加しています。 若者の車離れという事を扱っているニュースを見聞きしたことがある人もいるかもしれませんが、国内の保有台数だけを見ると、決して減っているという訳ではありません。 しかし実際には都市部とそれ以外では大きな差が出ているとも言えます。車離れが進んでいるのは交通の便が良い都市部で、その他の地域に関しては家族で一人一台ずつ所有しているという事も珍しくありません。 したがって、年々増加している自動車の保有台数ですが、実は二極化が進んでいるという事も言えます。 また、都市部の場合は交通の便だけでなく、駐車場の確保、ガソリン代などの点から自動車を保有するメリットを感じる事が出来ないと思っている人や、そもそも車に興味のない若者が増えてきているというのも理由だと言えます。
とはいっても、車離れが全国的に進んでいるという訳ではなく、地方の場合は就職の条件として自動車の普通免許証があるかどうかという事が関係してくる場合もある程です。 したがって、保有台数に関しても、地域によって大きな違いがあるという事を知っておくと良いでしょう。 ただ、車の保有台数は微増ではあっても年々増加しているのが現状ですが、これがいつまでも続くかと言ったら決してそうとは言い切れません。 その理由として少子高齢化が挙げられます。 したがって、今後の日本の人口の推移によっては、保有台数や免許取得割合に関しても変化していく事が容易に想像できると言って良いでしょう。